『世界一やさしい やりたいことの見つけ方』(八木仁平)ー自分のやりたいことを見つけた!ー

こんにちは!すぴかです!

今回は、『世界一やさしい やりたいことの見つけ方』を読了したのでご紹介します!

本書は、自分の「好きなこと」「得意なこと」「価値観」を
章ごとにある質問に答えていきながら見つけていくという内容になっています。

本書を手に取ったとき、やりたいことを見つけるというと、
自分の好きなことを仕事にして生きていこうみたいなありきたりな内容かなあ、と思いましたが、
そんな単純な話ではなく、著者の編み出した「自己理解メソッド」に沿って
「好きなこと」だけではなく、「得意なこと」、生きていくうえで大切にしたい「価値観」
を掛け合わせてできる仕事を見つけていこう!というものでした。

紙とペンを用意して、質問に答えながらステップ通りに進めていくと、
自分のことをどんどん可視化できるようになっていきました。
自分のことって、思ってたより全然知らないものなんだと改めて実感。

私ってこんなジャンルが好きだな~
悩んでいても、寝れば次の日には忘れてることは多かったけど、
これって自分の得意なこと、才能の一つだったのか。

やりたいことを見つける

本書では、「好きなこと」「得意なこと」「価値観」を見つけるために、
各項目でいくつかの質問が用意されています。
自分の「好きなこと」「得意なこと」「価値観」がわかると、下記の質問に答えられるようになり、
本当にやりたいことへの道筋が見えてきます。

何を大事にして生きたい?
人生を歩んでいく上で、自分が大事にしたい価値観を5つ見つけます。
いくつかの質問に答えていって、私は下記の5つを選びました。
誠実
美意識
余裕
追求
ありのまま

この中で自分が一番大事にしたいものを決め、順位付けしていきます。
そうすることで、これから何か選択する機会があるときに、
自分の軸はこれだと迷わず選択することができるようになります。

仕事の目的は?
価値観が5つ決まったら、次はその5つの中でどの価値観を仕事に当てはめていくかを考えます。
私の場合、興味のあるもの、好きなものを追求して楽しみたいという『追求』という価値観を選び、
過去の経験から、人をわくわくさせる仕事がしたいということに気が付きました。

成果を出すための長所、得意なことは?
こちらも、過去の出来事を思い出しながら、自分の強みを見つけていきます。
例えば、
行動力がある
共感力が高い
情報集め、リサーチが得意
好奇心の範囲が広い
ポジティブである

客観的
理論的
現実的
人の長所に気づく

などなど。
ほんの些細なことでも、自分の長所や得意なことが表れていることがあります。
逆に、自分の苦手なこと、短所も見えてくるので面白いですよ!

興味や情熱を感じる分野は?
これは比較的答えやすいかと思います。
私の場合は、
朝活、サウナ、温泉、星空、天体、歴史、自然、アニメ、ゲーム
旅行、観光地理、美容、語学
インバウンド
が好きで、これらかも極めていきたい、興味を持っている分野です。

好きと長所を掛け合わせてやりたいことを考えてみる
今度は、自分の長所と、好きなことを掛け合わせた仕事を探してみます。
これまた私の例になってしまうのですが、
長所                × 好きなこと    = やりたいこと
人を連れ出して楽しませる      × 星空、天体    = 星空案内人として活動する
共感力が高い、他人の視点で考える  × 朝活       = ブログで情報発信
情報集め、リサーチが得意        
好奇心の範囲が広い         × 旅行、自然、語学 = 多言語で観光ガイド
行動力がある
こんな感じで、自分の好きなことと得意なことを掛け合わせてできる仕事を考えてみました。

好きな分野、やりたいことで理想の働き方をしている人を探す
最後に、自分のやりたいことが見つかったらどうやって仕事にするかを考えます。
手っ取り早いのは、すでにそのことを仕事にしている人がどのようなビジネスをしているのかを
調べてみること。今まで誰も考えたことのない、全く新しいことを始める!というわけではない限り、
既に仕事として成功してる人はいるはずです。
見つかったら、後はその人の本やブログを読んだり、コラムを読んだり、セミナーに行ってみたり。
自分のやりたいことはまさにこれだ!という人が見つかるといいですね!

すべてのステップを終えてみて

私は就活時、単純に旅行、自然が好き。ついでに温泉にも入れたら最高!という理由で
地方転勤があるホテルを就職先に選びました。
確かに自然の中で暮らせるし、休みの日は観光地にも足を運べる。温泉にだって入れる。
でも何かが違う。私のやりたい仕事ってこれだったっけ?といつもモヤモヤを感じていました。
ホテルの仕事は楽しいことももちろんありますが、淡々と物事をすすめる地味な仕事や、
一人一人の仕事量が多くマルチタスクを求められることも多くありました。
上手にこなす同期をみては、「ああ、自分て本当要領悪くて仕事できないな…」と
自己嫌悪の日々。
でもこの本を読んで気づきました。
あ、私は、変化のない習慣化されたことをするのが苦手なんだ。
一つのことに集中することが得意だから、マルチタスクはもともと得意ではなかったのか。
あの時感じていたモヤモヤがはれたと同時に、自分はこうゆう人間だということを
自分で納得できた気がしてとても嬉しくなりました。 
自分は要領悪い、仕事ができないと思い込んでいましたが、
自分の得意なことを活かせる場所で仕事ができていなかっただけなんだと。

おわりに

自分と向き合う機会ってあまりなかったからとても貴重でした!
なんの価値もない人間だと思っていたこともあったし、
他人に認められたいっていう常に他人軸なところがあったけど、
そろそろ自分軸で生きてみてもいんじゃね?と思うようになりました。

この本がきっかけで自分と向き合うことができたと感じます!
何かに思い悩んだ時、いつでも読み返せるように近くに置いておきたい一冊になりました。

私もまだ自分のやりたいことに気づいたばかりなので、えらそうなことは言えないですが、
これからの人生にわくわくしているのは間違いありません!
やりたいことを仕事にできるように、まず行動していきたいと思います!

今の仕事にモヤモヤを感じている方、今後の人生どうやって生きていきたいのか
自分でもよくわからない方、是非一度読んでみてください!

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